【記者会見】リヤード・ マーリキー・パレスチナ自治政府外務庁長官による和平への展望


堀尾 藍(INDIGO MAGAZINE 編集長)
2016年2月15日、外国特派員協会にてパレスチナのリヤード・ マルキ(Dr.Riad Malk,Minister of Foreign Affairs)パレスチナ自治政府外務庁長官が記者会見を行った。マルキ氏は、記者会見前日にパレスチナ自治領における検問所で発生した、イスラエル軍によるパレスチナ人5名の殺害について言及をし、被害者の年齢も15才といった学生であった、と公表した。このような事例が日常化されているため、パレスチナの子ども達が希望を持てない、とイスラエルによる過酷な状況を強いられていることに対し、強く非難をした。

また、対イスラエルとの和平交渉の内容が、パレスチナにとって不平等である、と指摘し、直接、イスラエルとの交渉は行わず、国際連合安全保障理事会(United Nations Security Council )、といった国際社会の仲介を求めるとし、記者会見を締め括った。

中東和平交渉には日本は重要な鍵を持つ。日本は、「平和と繁栄の回廊」構想として、パレスチナとイスラエルが共存し合えるようとした戦略的イニシアティブのジェリコ農業加工団地(Jericho Agro Industrial Park:JAIP)やマレーシア及びインドネシアといった東アジアと共にパレスチナ支援を実施する「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)」を主導する。

前者に対し、イスラエルのジェリコ地域への入植の助長になる、と懸念するパレスチナ人もいるが、長期的にはパレスチナの独立へと繋がることに期待したい。イスラエルは国際社会の影響により、パレスチナの土地で建国した国である。この歴史的背景を考え、国際社会が力を合わせてパレスチナの平和に貢献する必要がある。

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写真:筆者撮影(2016)

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