スウェーデン大使館「Handmade with love Halland to Tokyo 2014」


堀尾 藍(INDIGO MAGAZINE 編集長)

11月3日、スウェーデン大使館にて「Handmade  with love Halland to Tokyo 2014(心のこもった手作りーハッランドから東京へ)」展の一般公開前のレセプションが開催された。

ハッランド地方(Halland)とはスウェーデン南部の西海岸に位置し、内陸部には森や湖がある。スウェーデンの夏期は太陽が殆ど沈まないが、冬期になると、暗闇の世界が広がり、自然と屋内で過ごす時間が多くなり、自宅で手工芸を作る季節になる(スウェーデン大使館)、という。

駐日スェーデン大使館のマグヌス・ローバック大使(Ambassador Magnus Robach)は「芸術には境界がなく、現代アートと伝統的なアートにも境界がない。(この展覧会を通して)日本とスウェーデンのインスピレーションの交流が持たれることを望む」とスウェーデンの自然を通したアートの醍醐味について指摘をし、日本とスウェーデンの文化交流についての期待を評した。

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(写真1)展覧会のテーマは「愛」で、スウェーデンの工芸品にアートを加えた作品が展示されている。どの作品も美しいだけではなく、実用的でもある。

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(写真2)写真左はマグヌス・ローバック大使(Ambassador Magnus Robach)。

 

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(写真3)写真家のリネッツ・ビュー(Linets View)と彼女の作品であるスウェーデン・ハッランド(Halland)の美しい景色との一枚(写真 筆者撮影)。「とても美しい場所でしょ。この撮影場所にも観光客も訪れることができる」とスウェーデンの自然の美しさを語る。

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(写真4)今回の展覧会では様々なアーティストによる自然豊かな作品を観賞することが出来る。中央にあるブリテン・トフタープのワイヤー製の4つの王冠の前には、携帯用で読み取るムービー動画が貼付けてあり、物語り風の作品となっており、映像作家でもあるトフタープの斬新なアイディアを楽しむことができる。

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(写真5)白樺の樹皮細工を使った製作作りをするアーティストのブロール・フォーシュルンド氏(Bror Forslund)。「作品に使用した材料は全て天然で、絵の具でさえ人工的な物は一切使っていない。例えば、茶色の絵の具は土から作ったよ」と自然を愛するフォーシュルンド氏。

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(写真6)ヨアンンナ・フリーベリ氏(Johanna Friberg)のティーポット作品。どこかアフリカを感じさせられる作品。

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(写真7)陶芸家のオサ・ベルトン氏(ÅSa Berndtsson)が制作した磁器製ランプ。模様は全て内側に描いているのが特徴的。

スウェーデンの大自然の中で製作した作品は斬新でありながら、自然な調和が感じられ、癒される。

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(写真8)本展覧会出展者の最年少(19歳)となるアーティストのオフェーリア・エビック氏(Ofelia Ovik)。ナールバインティングの帽子と手袋を出展。各季節に合わせて帽子を選択することができる。「弟の日本人の友人が日本語の名刺を作ってくれた」と語るエビック氏。

現代アートといっても、陶芸や白樺といった、自然を用いたものが本展覧会では見られ、スウェーデンの大自然が生んだアーティストの作品はどこか懐かしく、癒される。

今回の展覧会では、20名のアーティストの作品が展示され、作家の愛情が込められた実用的な作品、装飾品を目にすることができる。この展覧会は日本での出展後、ハランド美術館(Halland Art Museum)でも開催される。

 

■会場 スウェーデン大使館内 ベルイマン展示ホール

開催期間 2014年11月3日(月・祝)ー11月14日(金)

主催:スウェーデン大使館、Kultur i Halland Slöjd(ハランド県芸術振興部)、ヤマナシヘムスロイド

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